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反貧困春の大相談会In大阪の報告

2009年03月25日 14:40

【朝日新聞】ニュース > 社会 > その他・話題 - 2009.03.23
212人貧困訴え、84人が生活保護申請 大阪で相談会
http://www.asahi.com/national/update/0323/OSK200903230018.html

【読売新聞】関西発 - 2009.03.23
派遣切りの失業者ら、生活保護一斉に申請…大阪
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090323-OYO1T00799.htm?from=main3

【読売新聞】社会 - 2009.03.21
さいたま・愛知・大阪に「年度末派遣村」…相談会に行列
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090321-OYT1T00478.htm?from=main2

【朝日新聞】関西 > ニュース - 2009.03.21
大阪で反貧困の「大相談会」始まる 22日も
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200903210038.html

【47NEWS】共同ニュース - 2009. 03.21
3府県で生活相談“派遣村”開く 年度末の大量解雇懸念
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032101000260.html

【朝日新聞】ニュース > 社会 > その他・話題 - 2009. 03.20
全国に拡大「派遣村」活動 契約更新期控え、大阪なども
http://www.asahi.com/national/update/0319/TKY200903190356.html

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反貧困春の大相談会In大阪の御報告とお礼
1 開催経緯  
私たちは、3月21日(土)22日、大阪市役所南側に多数のテントを設営するとともに、フリーダイヤルの相談電話を開線して、「反貧困・春の大相談会in大阪」を開催しました。
この取り組みは、年度末に向けて40万人もの「非正規切り」が行われるという目下の残酷な状況を座して見ることなく、私たち市民の力でできる限りのことをしようと企画したものでした。

2 相談件数と内容
相談会開催と同時に受付には多くの人が列をつくり、テントと電話で計212件の相談がありましたが、相談者の年代は多い順に40代、50代、30代と、働き盛りに厳しい現在の世相を映し出すものでした。
全相談の3分の1を大きく超える85件について、明日あさってを中心に生活保護の申請同行支援を予定しています。そのほとんどが、すでに家を失い、今日明日の食費にも事欠く切迫したケースでした。
つい最近になって、いわゆる「派遣切り」の被害にあった方々も少なからず含まれていましたが、その多くは、野宿生活を余儀なくされるようになってから相応の期間を経過している方々でした。
こうした傾向は我々が予想していたところであり、私たちは相談会の準備の過程で、「『派遣切り』の非正規労働者であれ、古くからの『野宿生活者』であれ、無差別平等に対応し可能な限りの支援をすること」を繰り返し確認してきました。
しかし、上記の結果は事前の予想を大きく超えるものであり、もともと失業率が高く、「ホームレス」と言われる人々が日本で一番多いという、大阪の特質が非常によく表れたものでした。ここ大阪で、長い間に「蓄積され、放置されてきた貧困」が目下の経済状態の中で噴出している感があります。
女性用相談テントには私たちの予想を超える15名の方が訪れました。女性には来にくい会場の雰囲気の中、15名の方が相談に来られたということは、以前から貧困であったにもかかわらず放置されてきたという点ではホームレス問題と同じである、女性の貧困問題がそれだけ深刻な現状であるということを浮き彫りにしたと考えます。
また、何らかの障がいを有するがゆえに社会から排斥されてきたと思われる方や、長い貧困生活の中で身体や心の健康を害してきたと思われる方が多いのも印象的でした。社会に余裕や温かみがなく、ギスギスした今の日本の世相の中で、日々多くの人々が痛めつけられて続けているのだと感じさせられます。

3 ボランティア参加者数
しかし、一方、相談会に参加したボランティアは延べ330名に達しました。法律家、労働組合、医師・歯科医師・看護師、ソーシャルワーカーなどの専門家、さまざまな分野の支援団体だけでなく、新聞報道などを見て多くの市民の方々がボランティアに駆け付けてくださいました。不動産業者や簡易宿泊所経営者の方には、生活保護申請を予定するホームレス状態の相談者の方々に37室を提供していただきました。さらに、マスコミ報道を見たという多くの「大家さん」たちから、「困っている人たちに物件を安くで提供したい」をいただいたりもしました。
私たち主催者の準備や差配が不十分であるにもかかわらず、それぞれの方々が、自分の役割を探し、自発的積極的に行動をしていただけたおかげで、相談会は大きな成功を収めることができました。
この場を借りて、心よりの感謝を申し上げます。

4 腰の重い行政
私たちは、準備の過程で、大阪府・大阪市に対し、公的施設を緊急の宿泊場所として提供することなどを求めてきました。しかし、残念ながら両自治体とも積極的な対応を何らとることがありませんでした。私たちは、今回、さまざまな分野の専門家が連携し、「生活困窮者のためのワンストップサービス」や、上記のとおり休日の緊急の宿泊場所を提供したりしました。しかし、本来こうしたサービスの提供は、国や自治体こそが責任をもって行うべきことです。
近い将来には、国や自治体が重い腰をあげてくれることを信じて、私たちは、これからも粘り強く働きかけを続けていきたいと思います。

5 最後に
明日か、私たちにとっては前代未聞の85件という多くの生活保護申請案件の援助が始まります。まずは、この申請援助をつつがなく完遂することに全力を尽くしたいと思います。
そして、今回つちかった「ノウハウ」と「つながり」を生かし、さらに何ができるかを、皆さんとともに考え、実行していきたいと思います。
今後ともご尽力、ご協力のほどを、よろしくお願い申し上げます。

反貧困大阪ネットワーク実行委員会
事務局 弁護士 小久保 哲 郎
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